• 自然豊かな富山県砺波市の東山見地区で田舎暮らしはいかがですか

畑直商店街活性化私案

商店街の活性化とは

商店街への来街者を増加させ中小商業・サービス業者の顧客増加や事業拡大を図るために、商店街振興組合等が地域住民のために行う事業です。

検索ボリューム=市場規模

インターネットのマーケティングを行う上で、キーワードの検索ボリュームを調べることはとても重要で、検索されていないキーワードで検索結果の1位になっても自己満足でしか無く、全く集客出来ない事態になります。

インターネットのマーケティングを行う上で、一定数の検索ボリュームのあるキーワードで検索結果の上位を目指すことは当然の戦略です。

商店街の活性化でも行う施策が市場のニーズがあることを効果的に行うことがとても重要で、ユーザーのニーズを知ることは不可欠と考えます。

来街者を増やすために考えられる施策(選択肢)

空き家の移住者を探す

「田舎暮らし 格安物件」の月間検索数が2,400件。

「田舎暮らし 家賃無料」が880件。

ですが、恐らく田舎暮らしで物件を探している人は、隣と離れた一軒家を探していると思いますので、畑直商店街のような軒を連ねた家へ移住したい人はいないと思いますので、このユーザーを狙ってもミスマッチが発生します。

民泊やゲストハウスを運営する

「民泊」は月間検索ボリュームが27,100件あります。

「北陸 観光 モデルコース 2泊3日」が1,600件。

「富山 観光 モデルコース 1泊2日」が6,600件。

ただ、1泊や2泊の場合、民泊のような安い宿は求めていない可能性があります。

「民泊 ペット可」が110件。

「長期宿泊 格安」が50件です。

「民泊 ペット可」や「長期宿泊 格安」のニーズはあると思いますが、検索ボリュームが非常に小さいので、投資の回収と言う面では、ハードルが高いと考えます。

また、「民泊」の検索ボリュームは多いですが、民泊の競合は全国に出来て来ており、明確に差別化出来ない民泊施設を開業することは、リスクが大きいと思います。

庄川町の資源を打ち出して集客する

「庄川挽物木地」月間検索ボリューム110件 vs 「井波彫刻」月間検索ボリューム3,600件。

「小牧ダム」590件 vs 「黒四ダム」3,600件

「庄川水記念公園」1,300件 vs 「瑞泉寺」12,100件

「松村外次郎」50件 vs 「高村光太郎」14,800件

「庄川大仏」210件 vs 「高岡大仏」8,100件

庄川町の資源を打ち出しても集客力はあまり無い。庄川町に拘っても集客には繋がらず、打ち出すとしても、副次的なものと考える必要があります。

地域の活性化と言えば、地域資源の最大化が王道だと思いますが、これまで様々な手法で地域資源の売り込みが行われていると思いますが、現状を見る限り、地域資源を打ち出して集客が出来るとは考えにくい。

店舗を開業する人を探す

「小さなカフェ 開業 田舎」月間検索数390件。

「田舎 セレクトショップ 開業」70件。

「田舎 カフェ 開業」50件。

「田舎 飲食店 開業」10件。

「田舎 パン屋 開業」10件。

「行政書士 田舎 開業」10件。

「田舎 不動産 開業」10件。

これらのキーワードは田舎で開業したい人たちなので、畑直商店街で開業してくれる可能性はあります。

ただ、開業する人たちは、開業しても赤字になることが目に見えているところで開業はしません。

商店街で開業する人を増やすには、商店街で集客出来るコンテンツ(見たいもの、知りたいもの、触りたいもの)が必要だと思います。開業する人を見つける前に集客出来るコンテンツが必要です。

コマーシャルとコンテンツ

民放の放送はコマーシャルとコンテンツで出来ています。

番組はコンテンツでコマーシャルはコマーシャルです。

ユーザーは自分が見たい番組を選んでコンテンツを見ます。コンテンツの合間にコマーシャルが流れて、コンテンツの続きを見たいユーザーは見たくないコマーシャルを我慢して見続けるか、コマーシャルの間にトイレへ行きます。

コンテンツはユーザーが見たい情報で、自ら選んでコンテンツを見ます。コマーシャルは見たく無くても一方的に見せられるものです。

発展している地域には強いコンテンツがあり、衰退している地域にはコンテンツが無いのです。コンテンツの有無が地域の発展に大きな影響を与えていて、商店街を活性化させる上で絶対に注目すべきポイントです。

全国の商店街が衰退しているのは、そのほとんどがコマーシャルだからだと認識しています。

日本で集客のあるコンテンツの月間検索数

「東京ディズニーランド」月間検索ボリューム368,000件。

「USJ」550,000件。

「立山黒部アルペンルート」60,500件。

「兼六園」110,000件。

「白川郷」301,000件。

畑直にテーマパークを誘致することは出来ないし、自然や歴史のあるコンテンツはその地ならではのもので、畑直商店街に求めても無理なので、大規模な投資をしなくても集客出来るコンテンツを見つけ出す必要があると思います。

上記のコンテンツのうち「立山黒部アルペンルート」以外は全て何も無い所に誰かが作ったものです。

コンテンツとはユーザーに向けて積極的に仕掛けるものです。

畑直商店街で出来る投資が少なく集客効果の高いコンテンツ

「ジオラマ」月間検索ボリューム33,100件。

「ドールハウス」22,100件。

ドールハウスは特に女性が興味を持つものです。女性が見に来れば男性も付いて来ます。そして、女性はInstagramやTikTokに投稿するので、多くの人に広がります。Instagramには地図情報も掲載出来るので、近くまで来た人が地図情報で訪れることも想定出来ます。

ホームページやGoogle MAPにも掲載して出来るだけ多くの人に来てもらうような施策を行います。

訪れた人に「近くのグルメスポット」や「観光スポット」の案内をして町内を回遊してもらう。

町外からの集客が出来るコンテンツを持つことが活性化の大きなポイントです。

ドールハウスで集客出来れば、カフェや飲食店を開業したいと考える人も出て来るでしょう。

ドールハウスは私の妻が趣味で作成したものが38種類あり、自宅のダンボールに入って保管されています。多くの人に見て頂けるのなら出しても良いと本人は言っています。

琴坂さんの店内にドールハウスを展示して町内外の人を集める

ドールハウスを琴坂さんの店内に展示して、スペースは町内の様々なグループや個人でも利用してもらいますが、商店街の活性化のために最も注力するのは、町外の人たちの集客です。

場所の利用料は別に定めても良いと思いますが、ドールハウス自体は素人の作品なので、無料で公開にするが、ボランティアカフェを運営して収益を上げる。

畑直商店街の活性化とは

畑直商店街の活性化の目的は、投資が少ないコンテンツを空き家に設置して、集客を行い、コンテンツによっては入場料も取って収益事業として、来町者を増やし、商店街を歩いてもらい、滞留人口を増やし、新規出店者を増やし、相乗効果で既存店舗の売上げ向上も実現することだと考えます。

1つの成功事例が出来れば掛け算が成立する

0に何を掛けても0です。0から1を作り出すにはとても大きなエネルギーが必要です。

しかし、1つの成功事例が出来れば掛け算が成立するようになるので、成長は二次曲線になって上昇します。

掛け算として考えられること(次の一手なので、十分に検討すれば良い)

「世界遺産」月間検索ボリューム110,000件

世界遺産は多くの人が行ってみたい、見て見たいと思っています。しかし、実際に見に行ける世界遺産には限りがあり、ネット上の情報やテレビで紹介されているものを見ています。

例えば、世界遺産のジオラマを展示すれば、多くの人が見たいコンテンツなので、ジオラマを目的に訪れる人が出て来ます。最初は1つの空き家で展示を始めて、集客が出来て収益が出れば、他の空き家でも別の世界遺産のジオラマの展示をする。

展示物は写真撮影OKにしてSNSにどんどん投稿拡散してもらい、認知度を高める。

商店街の活性化の取り組みとしてニュースにも取り上げてもらえるので、認知度を上げるためにコマーシャルをする必要は無い。

商店街を人が行き来するようになるので、カフェや飲食店、お土産屋などを開店する人が出てきて活性化が実現する。

本通り商店街を世界遺産のテーマパークにする

金屋と青島の本通り商店街の空き家も多くあるはずです。

それらの空き家を利用して、世界遺産のジオラマを展示します。

ジオラマの展示数が増えれば観光客も増加して、商店街を歩く人も増えて、活気のある町になります。観光客が増えれば、様々なお店を開業する人も出て来るでしょう。

また、庄川峡の温泉旅館の宿泊客の増加にも繋がると思います。

似た施設の集客状況

キーワード月間検索ボリュームキーワード月間検索ボリューム
東武ワールドスクウェア74,000スモールワールズ18,100
入場料2,800円入場料2,800円

東武ワールドスクウェアは鬼怒川温泉の近くにあり、世界遺産の1/25のミニチュア102点を屋外展示しています。

スモールワールズは、宇宙センターエリア、世界の街エリア、美少女戦士セーラームーンエリア、クリスタル・トーキョー、関西国際空港エリア、エヴァンゲリオン第3東京市エリア、日本の夜景などのミニチュア展示をしています。

東部ワールドスクウェアもスモールワールドも何も無かったところにコンテンツを作成したものです。

使える助成金を最大限に活用し、クラウドファンディングも活用する

初期投資の負担は極力少なくする必要があります。クラウドファンディングや行政からの支援など、利用出来るものは最大限に活用して、事業化を目指す。

数十年、世の中に流されて衰退して来ました。違うパターンを試して見る必要があるのでは?

これまで数十年、世の中の流れに流されて、衰退を続けて来ました。これまでと同じように流れに流され続けては、負けパターンから抜け出すことは出来ません。

これまでとは全く違う、流れに逆らうような冒険に出なければ現状を打破することは出来ないと思います。

若者が移住し豊かな街づくり

本通りは世界遺産のテーマパークのような賑やかな街を目指しますが、1本通りを入れば昔ながらの静かな街を維持します。

ただ、現状のような人口減少を続けて行く状態を放置するわけには行かないので、若者が移住するような街づくりをして行きます。

高速の光回線を設置

現在、東京や大阪などの大都市圏にだけ提供されている、10Gbps(庄川町の光回線は1Gbps)の光回線を設置する。但し、行政の支援が必要。

高速の光回線を設置することで、ITベンチャーやITフリーランスの移住者の獲得を目指す。

「フリーランス 開業」月間検索ボリューム 110件

「サテライトオフィス 地方」月間検索ボリューム 70件

「サテライトオフィス 大容量ファイル転送」月間検索ボリューム 50件

「起業 地方」月間検索ボリューム 390件

「WEBデザイナー 地方」月間検索ボリューム 50件

適切なキーワードでの情報発信と、空き家の物件の情報をセットで公開出来れば、移住者を獲得することが可能になると思います。

移住者と交流できる場を作る

移住者と古くからの住民との交流や意思疎通が出来ないと、移住者との分断が起こってしまいます。

これを防ぐために、気軽に交流できる、パブや居酒屋が開業出来るように働きかけます。