• 自然豊かな富山県砺波市の東山見地区で田舎暮らしはいかがですか

田舎暮らしのデメリット

田舎暮らしのデメリット

田舎暮らしに憧れて移住を検討している場合、メリットばかりを考えて理想の生活を夢見て移住することもあるかも知れません。しかし、田舎暮らしにはデメリットも多くあります。東山見へ移住した場合に多いと想定されるデメリットを記事にしてご紹介いたします。住みはじめてから想定していなかったデメリットを感じて、こんなはずでは無かったと言うことにならないように、デメリットも十分に理解しておいて下さい。

ご近所との交流が濃厚

都会ではご近所付き合いなどほとんど無く、お隣がどんな人なのかも知らないまま住んでいることもあるかと思いますが、田舎暮らしの場合は、ご近所付き合いは避けて通れないことです。田舎はコミュニティの繋がりがとても強く、ご近所の会話はとても多いです。

人との交流や誰とでも友達になれる人にとっては、ご近所付き合いが濃厚なことはむしろ喜ばしいと感じる人もいるでしょう。

逆に個人のことには干渉されずに静かに暮らしたいと思っている人にとっては、ご近所付き合いはとても煩わしいものになる可能性があります。都会暮らしをしていた移住者にとっては、全く別世界だと感じることもあるかも知れません。

移住する人と、以前から住んでいる人とは、文化が違います。以前から住んでいる人と同じ文化に合わせることは出来ません。そのため、地域に融合するためには、時間を掛けて緩やかに適合する必要があります。

田舎暮らしで失敗した理由に必ず上がるのが、人間関係やご近所付き合いが予想以上に大変だったと言うのがあります。

余暇時間が地域の行事や会合に費やされる

都会暮らしでは余暇時間のほとんどは自分の好きなことに使えると思いますが、田舎暮らしの場合は、部落の会合、青年会の会合、祭りの準備、場合によっては、消防団への加入など、様々なことで余暇時間を地域の運営に使われます。

例えば、側溝の掃除なども年に1回、日が決められて地域総出で一斉に掃除を行います。また、獅子舞などがある地域では、約一か月前から練習が毎晩行われます。獅子舞に参加かるのは、若い人たちが中心ですが、その若者が減少しているので、少しずつ参加する年齢が上がって来ています。夜高行燈を観光際に出す部落では、約一か月前から作成を行います。この期間は、仕事などで参加出来ない日を除いて、夜の時間は自分の時間はありません。地域のイベントの準備にかなりの時間を取られるのは田舎暮らしの特徴でもあると思います。

今は、新型コロナの影響でも祭りなどの行事は中止になっています。今後コロナが収束した後、今まで行われていた行事が全て復活するかは分かりません。

このような地域の行事などに関連した時間を取られる分、自分の趣味に使う時間は削られることは覚悟する必要があります。

これは都会のようにほとんどが行政任せでは無く、地域で独自に決めて自分達で地域を運営して行こうとする独立性があるとも言えます。

これも色んな人と交流して、町づくりに関与して行くことに喜びを感じる人にとってはメリットかも知れませんが、個人の生活を大切にしたい人にとっては、自分の時間が他の事に使われることにストレスを感じる人もいると思います。

平均給与が低い

都道府県別平均年収でも分かるように東京都に比べると富山県の平均年収は下がります。平均年収が下がるのと連動して物価も安いので生活水準はあまり変化が無いと思いますが絶対値として収入が減ることはあまり気持ちの良いものではありません。

収入が減っても支出も減るので貯蓄に回せるお金は都会暮らしとあまり変わらないと思いますので、老後に持っている資産は都会も田舎も変わりません。

クリエイターなどWEBで全国から受注できるフリーランスの人などは、収入が変わらず、物価が下がるので田舎暮らしのメリットは最大限に受けることが出来ますが、田舎で新たな仕事先に就職する場合は、給与水準が下がることは覚悟しないといけません。

公共交通機関がほとんど利用出来ない

田舎であれば田舎である程、公共交通機関の本数が少なくその上、駅や停留所が近くに無いので、公共交通機関を利用した移動はとても不便です。都会と比べて圧倒的に本数が少ない点がデメリットですが、通勤ラッシュや渋滞とは無縁です。都会のように公共交通機関を普段の足と考えていると、乗るはずのバスに1本乗り遅れると次の便まで1時間以上の待ち時間になってしまうこともあり、実際にはほとんど利用出来ません。また、東山見地区には電車は走っていません。都会のように公共交通機関を使って効率的にどこへでも移動することは不可能です。

また、不便な公共交通機関であるがゆえに、利用者が多く無いので、必然的に公共交通機関を利用する料金がとても高いこともデメリットです。

家族分の車が必要です

田舎暮らしでは、車での移動が当たり前で、車の購入にかかる費用やガソリン代、車検費用などが絶対に必要な出費となります。基本的に自動車免許と大人の数だけ自動車が必要なので、都会暮らしで自動車の無い生活をしていた人には、自動車の購入や維持費は大きな負担になると思います。

東山見などの地方では、公共交通機関の利便性はとても悪いですが、車を利用するのが当たり前なので道路などを利用する車の移動なら交通の便はとても良く、富山市や金沢市までも40分代で行ける距離にあります。

移住場所によっては通信環境が悪い可能性がある

東山見の市街地は光回線が通っていますが、山間の地域の場合、光回線のサービスが提供されていない地域もあります。田舎暮らしの場合、リモート会議などをする場合は、回線速度の速い通信網が必須だと思いますが、地域によってはサービス提供外のエリアになる可能性がありますので、移住の前にご確認下さい。

虫が家に侵入して来る

豊かな自然と美しい空気は田舎暮らしの魅力ではあり、実際に生活すると新鮮な空気や美しい自然が心を癒してくれ、心身ともに健康に過ごせると思いまますが、都会暮らしではゴキブリや蚊と蜘蛛ぐらいが日常で遭遇する虫だと思いますが、田舎暮らしでは、自然豊かな環境なので、様々な虫が家に侵入して来ます。

虫が苦手では無い人にはさほど気にならないと思いますが、特に女性にはかなりの負担になるかも知れません。秋の虫が家の中で鳴き出したりもします。虫が家に侵入してくることに不安を感じながら生活するような人には田舎暮らしは向かないでしょう。

一番困るのはカメムシでしょう。家の外へ出す時に刺激を与えると、強烈な臭いを出します。

このような様々な虫にも慣れてしまえば大した問題ではありませんが、慣れるまではかなり大変だと思います。

土地が広すぎてメンテナンス出来ない

田舎の空き家はどれもとても面積が広いので、家以外の土地がたくさんあり過ぎるので、家の周囲の土地の活用を事前に考えておかないと、夏場などは雑草が生え放題になり手が付けられなくなります。

広い土地は、都会暮らしをしていた人にとっては憧れだと思いますが、広い土地対策には注意しておかないと、せっかくの土地を放置した結果、荒れ放題になって、夏には業者に草刈りしてもらわないといけなくなってしまいます。土地活用は事前に十分に考える必要があります。

家庭菜園などで土を触ることや虫が苦手な人には田舎暮らしは難しいと思います。

病院やスーパーはあります

地方で生活する場合のデメリットとして、自治体が病院を維持出来ず閉鎖されたりしている事例もありますが、東山見地区に隣接している南砺市民病院や砺波総合病院は閉鎖の対象にはなっておらず、病院が無いなどの不便はありませんし、家族の何か体調不良などがあって救急車を呼んでも直ぐに病院まで運んでくれます。

また、食品スーパーや業務スーパーやダイソーやコメリは旧庄川町内にありますし、砺波市の市街地には、イオンモール砺波店やMEGAドン・キホーテ UNY 砺波店などの総合スーパーまで車で15分程度で行ける場所でもあります。生活に必要なものはほぼ地元の砺波エリアで調達可能ですので、買い物などでは大きな不便は感じないと思いますし、病院や商業施設が無いと言うのは当てはまりません。

就職先には困りません

東山見地区は、砺波市内にも多くの会社がありますし、砺波市内に自分のスキルを活かせる企業が無くても、高岡市まで、30分余り、富山市、金沢市でも40分余りで到着するので、都会の通勤にかかる時間よりも短い時間で、自身の働き甲斐のある仕事に就けるはずです。

富山県は全国的に見ても有効求人倍率は高く、求職者に対して求人の数の方が多く、希望の職種に就けるかどうかは別として、職に困ることはありません。

まとめ

東山見地区に移住して田舎暮らしをする場合に考えられるデメリットをまとめました。移住してから失敗に気付くようなことが無いように、考えられることを詳細に記載しています。東山見に住む前に出来るだけ詳しい情報を知って頂き、感じたままの実生活であるように手助けしたいと考えています。

東山見地区自体は人口減少で空き家も増えていますが、車で僅か15分程で、イオンモール砺波店に行けるとても便利な地域でもあります。とても安く家が手に入り、近くに発展している市街地がある魅力のある特殊な地域でもあります。

ただ、他人とのコミュニケーションが苦手な人や、虫が嫌いな人には田舎暮らしはおすすめしません。

今後さらに気付くことがあれば追加して記載して行きます。

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